お断りを入れてませんでしたが、IllustratorがCS5.1、InDesignがCS5.5を基準にしています。その後追加・変更された新機能は加味しておりませんのでご了承ください。
●Adobe欧文コンポーザー
http://study-room.info/id/studyroom/cs1/study17.html
http://study-room.info/id/studyroom/cs2/study49.html
日本語コンポーザーとはスペースの調整方法が異なり、欧文がより美しく組める機能。うん、美しいっ!!(実はよくわかってない) 詳しくはWebでっ!!
●段落分離禁止オプション
段落同士を連動させたり、段落の分離を制御する機能。これで見出しだけ下段にポツンと残らない。

↑次の行数を保持すれば、最下段になったときに次の行へ自動で送られる
↑段落の分離を禁止すれば、その段落は段をまたがなくなる
Illustratorでは見出しが最下段にきたら改行や回り込みで送るなどいちいち面倒見ていたが、このオプションを指定すればテキストが勝手に送れるのかっ。連動だけでなく段落を分離しないように設定することもできる。
ページものでは手間が大きく変わる便利な機能じゃないかっ(プルプル)。
●段抜きと段分割
http://study-room.info/id/studyroom/cs5/study14.html
http://study-room.info/id/studyroom/cs5/study15.html

↑段抜き。これを設定ひとつでできるなんて…
段抜きは2段組みの本文ぶち抜きの見出しを入れ、さらにその前のテキストは自動で折り返し。すげえ、すげえ機能じゃないか(ガクガク)。CS5からの機能だがもっと前から欲しかった…。
段分割は部分的に分割できる機能。表組みやインラインを使うことなく1段組みに2段組みを挿入できる。
↑こちらも手動でやると面倒
●ドロップキャップと先頭文字スタイル
http://study-room.info/id/studyroom/cs1/study30.html
http://study-room.info/id/studyroom/cs3/study35.html
前回あまり使わないとか強がってみたものの、たまーに来ると面倒なのがこのドロップキャプス。
行数と文字数も設定できる。カギ括弧始まりとかで2文字取りたいときとかあるけど、それも設定できるのか。しかも「左端揃え」で仮想ボディや半角アキ分も吸収できる。わかっている…。わかっているぞ、InDesign!
↑そうそうこの行頭アキの制御が面倒なの。なにい、チェックひとつで解決だと?
先頭文字スタイルもいいぞ! インタビューとか、目次とか決まった体裁で書式が変わるものは設定しておけばテキストを流すだけ!

↑設定一つで該当する箇所は勝手にスタイルがあたる

↑こちらは3つ設定するだけで、勝手に3種のスタイルがあたる
Illustratorからは考えられない機能だ。
●先頭行スタイル
http://study-room.info/id/studyroom/cs4/study15.html
使いどころが思いつかん。角版の上に白文字を引っ掛けたりとか? …微妙。
これは(z-)さんの緻密な検証が火を噴くぜっ!(意味不明)
●正規表現スタイル
正規表現でマッチした部分に文字スタイルを自動でかけるだとっ。( )内文字だけ級下げとか、桁数に応じて字形変更するとかできるのか。これはヤバイ。革命的すぎるっ(ピクピク)。
↑一昔前なら2つの段落スタイルだけど、正規表現スタイルを使うと1つの段落スタイルで、流し込むだけで書式が変わる。ここまで効率化していいのか
先頭文字スタイルでは「:」で区切ってたが、こっちは名前で勝手に変更される。オイオイここまでやるのか。もう勝負ありだろ、Illustratorかわいそうだろ、暗黙ルールを破るなよ(注:戦ってません)。
●段落境界線
http://study-room.info/id/studyroom/cs1/study36.html
段落の前後に線を入れる機能だが、見出しの飾りに応用可。

↑簡単な見出し飾りの常套手段
前か後ろどっちかでいいからIllustratorにもくれぇ!うおぉぉ!開けろー! 段落境界線はどこだー 段落境界線だぁー!
●箇条書き
http://study-room.info/id/studyroom/cs2/study15.html
http://study-room.info/id/studyroom/cs3/study19.html
前に記事にしている便利機能。自動番号なら出現順に番号ふられるし、レベルを指定すれば自動で番号を振り直してくれる。記号なら指定の文字を挿入できる。テキストに変換することも可能。うう、なんて優れた機能なんだっ。
レベルなくてもいいから箇条書きくらいつけてくれよー。うおぉぉ!開けろー! 箇条書きはどこだー 箇条書きだぁ!
こうなるだろうという事は解っていたの。ここにテキストまわりの変更・進化があります。これを。
…ありがとう、お嬢さん。そのお気持ちだけありがたくいただきます(うちCS5だし…)。
とういわけで、ここまでIllustratorにないInDesignの段落設定を見てきたが、水増しどころか喉から手が出るほど欲しい機能がいくつも…。圧倒的じゃないか! なぜ、なぜここまで差を付ける、Adobeよー!!
と、(全然違う)アオイホノオ風はここまでにしておきますね。
ちなみに、Illustratorにしかない機能、「繰り返し文字の処理」は「久々」が行を跨ぐと「久久」に、「佐々木さん」が「佐佐木さん」になります。
いや、佐佐木さんはまずいんじゃないの? 「々」はデフォルトでは禁則処理で分離しないので、意図して使う機能なのでしょう。私もそのへん詳しくないので詳しく検証されているworks014さんの「なんでやねんDTP」を参照ください。
ぶら下がり(欧文)の方は、オプティカルマージン揃えが同等の機能のようですね(欧文組みよくわかってませんが)。
Illustratorはパーツを作ったりイラストを描いたりするソフトだからInDesignほどのテキスト機能は必要ない、メーカーはそう考えているようです。
しかし、現場では(推奨しませんが)小冊子くらいはまだまだ普通にIllustratorで制作されています。たぶん。月イチの8pや16pの会報程度だとInDesignをイチから覚えて機能を調べながら組むのと、使い慣れたIllustratorでヒィヒィ言いながら組むのでは、Illustratorに軍配が上がるのかもしれません。
でも、CSのデザインパックやCC契約の場合、InDesignがそこにあるのです。段落だけでここまで違うのだから、全体ではもっともっと便利な機能が盛りだくさんなのです。
例えば5人の対談があったとしてIllustratorでは、名前ごとに反転選択して文字スタイルパネルをクリックしていかなければならないところ、InDesignでは段落スタイルに正規表現スタイルで5人分まとめて設定し、テキストを流し込めばもう終了なのですよ。
というわけで、レッツInDesign!
(告知)
この場を借りて。8/23(土)17:30~(90分間) 湯島にあるMacデザインアカデミーにてInDesign経験者(初心者向け)の講習をいたします。
内容はInDesignを使っているものの、とっつきにくくてどのように使っていいかわからない、Illustratorの延長のような使い方しかできない、といった方に向けて、InDesignの概念を簡単な実践を交えて説明いたします。
ブログ記事とは関係なく、初心者のためにイチから書き下ろしました。まだ残席あるようですので、ご興味がありましたらお越しください(要申込み)。




























