さて、世間はAdobe Creative Cloud 2014リリースに湧いているところですが、10.6.8メイン&CC契約あと7日の告知を受けた身としてはCC2014は遠い存在です。
というわけで、CC2014は置いておいて、つい先日Astute GraphicsからリリースされたIllustrator自動保存プラグイン、「Autosaviour」をご紹介しましょう。
なのに、なぜ未だにないの? InDesignには相当前から実装、Photoshopも前回あたりについた?(CCは使っていないのでうろ覚え)
あのリスクと背中合わせのスリルを味あわせたい?
確かにQXのアンドゥ1回も緊張感ありましたが…、そんなMばかりじゃないんですよ。
そして「救世主」が現れました。今回も搭載されなかったIllustratorの自動保存がついに実現できるのです。(がしかし、手放しでは喜べません。理由は後ほど)
まず使い方ですが、「http://www.astutegraphics.com/software/autosaviour/」からプラグインをダウンロード、インストールします。プラグインは無料ですが、起動時にAstute Graphicsの告知スタートアップ画面がでます。
Autosaviourのページ中程にある、Apply for your FREE license keyにメールアドレスを送ればライセンスキーが入手でき、登録すると起動時の煩わしい画面が出なくなります。
さて、機能ですが、指定の時間ごとに自動で「上書き」保存、または「お知らせ」をします。設定はIllustratorのアプリ毎(基本設定)と各ドキュメント毎にできます。
↑ここから呼び出し
↑設定画面。英語は自分で訳してください^^
例えば基本は10分おきに保存、ドキュメントによっては3分にするとか自動保存しないとかの設定が出来ます。
↑「お知らせ」も集中作業中は煩わしいですよね
ただ、この「上書き」はクセモノで、パーツを抜き出すつもりで開いておき、ロックを外したりカットして放置して置いた(私はよくやります)ものを、勝手に上書きしてしまうということも起こりえます。
また、自動バックアップ機能がありますが、ちょっとクセがあります。
まずドキュメントを開くと、自動で開いた書類に指定の接頭辞をつけて複製します。
プラグインが自動保存または手動で保存するとその1つ前に保存したバージョンに置き換わります。つまり、最後の保存とその前の保存したバージョンしかなくなります。ここ、差分全部か、せめて10バージョンくらいストックするべきじゃない?
機能としては時間が来たら勝手に保存するだけなので、ちゃんと元データを複製してから開くなど、対策をして使っていれば問題ないのかもしれません。
あくまでも「保険」のつもりで使うのが良いみたいです。
個人的にはInDesignのように、裏でバックアップとりつつも、保存するまでは「今までの全部なーし!」にできる形式が一番いいのですが、できませんかね。
HPも設定も全部英語で、エイゴワカリマセーンの私は理解できていない部分もあるかもしれません。間違えていたらご指摘いただけると助かります。
また、リアルでご近所さんのMD5500さんが、Illustrator自動保存のApplescriptを配布されています。
[ApplScript][Illustrator] 指定間隔で自動保存 修正版
こちらは指定時間でバックアップファイルを複製する仕組みでしょうか。
…スクリプトわからないので、スクリプトエディタ開いたりいろいろやってみましたが、起動できませんでした(泣)。MDさん、こんどのバザーの時に教えて下さい(いやもっとはやく)。